講演3

機械学習ソフトウェアの品質保証とは

 
概要

統計的な機械学習ソフトウェアの機能振舞いは訓練データセットで決まる。データセットは具体的なデータの集まりであり簡潔な要求仕様を伴わない。また、学習プログラムは未知の学習結果を求めるものでテスト・オラクルが存在しない。品質保証を論じる拠り所が通常のソフトウェア・システムと異なる。これまでにソフトウェア工学で得られた知見が、機械学習ソフトウェアの信頼性および安全性の向上に、どのように役立つかを考えたい。

中島震

情報・システム研究機構 国立情報学研究所 教授

 

​【略歴】

1979年東京大学理学部物理学科卒業、1981年同大学院修士課程修了。博士(学術)。NEC、法政大学を経て2004年より現職。2005年より総研大教授(併任)。この間JSTさきがけ研究員を兼務。日本ソフトウェア科学会第8回論文賞および第34回高橋奨励賞など受賞。ソフトウェア工学、自動検証・モデル検査、CPSとイノベーションの研究に従事。

​講演スライドはこちら(researchmap)